船橋大神宮へ行ってきました🌟

船橋大神宮へ行ってきました🌟

看板は見たことがあり、よく行くららぽーとTokyoBayからも近いなーと思っていましたが行ったことはありませんでした。

大神宮って名前がついているくらいだから、とっても由緒ある所に違いない!

行ってみたいなーと思っていたところ、ご縁あり、今回行ってきました♪

松の木が植えられた参道からは、そこが海のそばだったことが伺えます。

大神宮より南はほとんど埋立地。 

境内は傾斜があり、一の鳥居からも本殿がきれいに見える配置。

海からも本殿が見えたのかもしれません。

境内には1880年に建てられた、和洋折衷の灯明台(灯台)もあります。

上のほうは六角形で洋風、今の灯台ともあまり変わらない構造のようですが、下は完全に櫓!

不思議な佇まいにびっくり!

今でも成人の日に点灯されるそうです✨

船橋大神宮の正式名称は意富比(おおひ)神社。

110年に創建されたという大変古い歴史があります。

ヤマトタケルが東国平定の折、ここ、船橋に立ち寄ったそうです。海で神鏡(天照大御神を象徴)を発見したヤマトタケル。

船橋の人々が日照りで苦しんでいるのを知ると、神鏡を祀り天照大御神に祈りをささげました。

恵みの雨が降り、この神鏡をご神体とした神社が建てられました。

東国平定の旅の途中にヤマトタケルは亡くなります。

123年に、父、景行天皇が、旅ヤマトタケルの功績をめぐっていた時に船橋にも立ち寄りました。

天照大御神を祀り土地の人々に恵みの雨を与えた功績を讃え、「意富比神社」の名を授けました。

平安時代には源氏の加護を受け、「船橋大神宮」と呼ばれたと文献に残っています。

江戸時代に入り、徳川家康さんが東金へ鷹狩に行くむこにたびたび参拝されました。 

宮司さんのお宅で泊まったこともあります。

家康公を楽しませようと始まったのが境内にある土俵での相撲。

地元の子供たちに相撲を取らせ、家康さんは大変喜びました。

今でも例大祭の時にお相撲が奉納されています。

幕末まで将軍家より50万石ほどの寄進がされていたそう。

境内には常盤神社もあり、こちらはヤマトタケル、徳川家康、2代目将軍秀忠公が祀られています。

天照大御神ともかかわりが深く、家康公も何度も立ち寄った意富比神社。

八代将軍吉宗は、伊勢にも日光にも行けない人は、ここに来たらどちらにも参拝したことになる、と言い、日光や久能山の東照宮と同視されるほどの場所でした🌟

明治時代に入り、戊辰戦争が起こったとき、ここ船橋大神宮は旧幕府軍の拠点の一つとなったため、社殿はすべて焼き払われました。

今ある社殿は明治6年~21年に再建されたものだそうです。

思いもかけず、ヤマトタケル伝説、家康さんのお話が知ることができました。

お伊勢さんにも日光にも行ったのと同じってすごい🌟

その当時は今よりももっと大きな敷地だったのだろうかと想像します。

摂社も多く、立派なおみこしもあり、とても気持ちの良い神社でした。

Instagramにもっと写真を載せています。
ぜひご覧ください🌟
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